【タイ検定】国際知識マスター(タイ)となってタイ旅行を50倍楽しむ方法

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へび吉
へび吉

タイ検定っていう資格試験があるらしいけど、タイ語検定とは違うの?役に立つ資格なの?マイナーな資格っぽいからネットを探しても情報が出てこないのよ。難易度もわからんニョロ~

ケロ先生
ケロ先生

お!タイ検定だなんて、誰から聞いたの?よほどのタイマニアに違いない。受験を通して、タイに関する総合的な知識が身につくし、全ての級に合格すると 国際知識マスター(タイ)を名乗れるんだよ。これからタイ旅行を計画している人にはオススメだケロ

私は2020年にタイ検定を集中的に受験して、全ての級に合格しました。そして、念願の「国際知識マスター(タイ)」に認定されました。

注:名前の部分は画像処理で消しています

そんな私が、たまたま本ブログにたどり着いたあなたにタイ検定の魅力を伝え、全級に最短で合格するコツを教えます。

タイ検定とは

どうか皆様、タイ【語】検定と間違えないでくださいっ。

「わたしタイ検定1級もってるんだ」「へ~っ、すごいね~!タイ語しゃべれるの?!」

もう、このやりとりにはウンザリです。ち~が~う~っ!。タイ語検定じゃないのよ。

タイ検定とは何か?早速結論です。正式名称を「国際知識検定タイ検定」といい、タイに関する知識が一定基準以上あるかを検査して、級を決めるものです。タイ語に関する知識を含め、歴史、文化、地理など広範な知識が問われます。5級~1級まであり、受験資格はナッシング!いきなり1級から受験するの、全然アリです。そして、

5級から1級までを全て合格した方は、国際知識マスター(タイ)として認定されます

○○マスターって、なんだかスゴそうな称号ですね。ポケモンのポケモンマスター的な?!

そうさ、俺は全世界のポケモンに宣言する!最高のポケモントレーナー、いや、ポケモンマスター!そうとも!それは俺だ!

サトシ(ポケモン第1話)

さて、話を検定に戻しましょう。

タイ検定1級もってると就職時に有利になるか?と問われれば、喰い気味で「No!」と答えます。つまり実用的な資格ではありません。でも、タイに移住したり、タイ旅行を楽しむには大いに役立つ資格です(だと思っています)。

そりゃ、タイ語検定と比べるとマイナーであることは否定しませんけど、もうちょっと認知度あがってよ。。。

タイ検定のHPはこちらです。主催団体のTwitterもあります。

実施時期と会場

時期

3月、6月、8月、10月の年4回試験が行われています。

各月の中旬ころ(土曜日か日曜日)の午前中に実施されます。同一の試験日に最大3つの級を受験できます

年4回って多くね?って感じますけど、勉強のモチベーション維持には、これぐらいがちょうどいいのかもしれません。落ちてもあきらめることなく、すぐチャレンジできますから。

会場

東京、名古屋、大阪、京都、札幌、仙台、愛媛、香川、福岡、沖縄の全国主要都市10カ所で受験できます。

なぜ四国に会場が2カ所もあるのか謎。どっちか削って、広島じゃないの?

試験場は回によってコロコロ変わります。大学だったり貸し会議室だったり、ダンススタジオだったり笑。新型コロナウイルスの影響もありますから、主催者サイドとしても会場準備に苦労しているんだと思います。

難易度

合格率は公開されていません

ですから、難易度は受験してみないとわかりません。もしくは受験したことのある人に訊くか。

私は全ての級を受験しましたから、個人的な主観で答えることはできますが、他の人がどう感じるかはわかりません。あくまで一個人の感想だと思ってくださいね。ではいきます。

  • 5級: かんたんすぎ!
  • 4級: かんたんすぎ!
  • 3級: ここらへんから試験って感じかな。ノー勉だと落ちる人もチラホラでてくるのでは?
  • 2級: いきなり激ムズ!これ初回で合格する人いるの?!
  • 1級: 2級に同じ。いや、1級と2級に難易度の差なんてある?レベル同じでしょ。

このように感じました。念のため、各級の初回受験時の私のスペックを書いておきます。

・タイの田舎に長期滞在経験のあるアラフォー
・タイ語は日常会話を難なくできるレベル、読み書きも簡単な文章なら可
・旅行でもバンコク、プーケット、チェンマイに行った経験あり
・複数冊ある検定の公式テキストのうち、1冊だけを読み込んだ状態

タイ検定なめたら痛い目みるでぇ~。。。

【驚きで開いた口が塞がらない】タイに住んでみて「ぶったまげたこと」9選

試験形式と合格点

タイ検定のHPから引用します。

5級
選択式問題 40問(80点満点 合格点50点以上)

4級
選択式問題 50問(100点満点 合格点70点以上)

3級
選択式問題(40問)/記述式問題(10問) 合計50問
(100点満点 合格点70点以上)

2級
選択式問題(45問)/記述式問題(15問) 合計60問
(120点満点 合格点90点以上)

1級
選択式問題(50問)/記述式問題(20問) 合計70問
(140点満点 合格点110点以上)

配点は明らかにされていませんので、なんとも言えませんが、だいたい

5級は6割得点できれば合格、4級と3級は7割2級と1級は8割で合格

というところでしょうか。

間違えてもい問題数は15問まで」と言ってもよいかもしれません。

なお、試験時間は各級とも50分です。

私が受験したときは、問題用紙と解答用紙が別ではなく、問題用紙に答えを直接書き込むスタイルでした。

よって、問題用紙は回収されてしまうため、過去問は出回っておりません! 受験者が、出題された問題を口外することも禁止されております。ですから、具体的な問題をここに書くことはできません。

皆様の期待を裏切って、申し訳ない。。。涙

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タイ検定を受ける意義とは?

日本に住む私達にとって受験する意義とは、「旅行をより楽しめるようになること」ではないでしょうか?!

地理を学ぶことで、

有名どころのバンコク、プーケット、チェンマイ以外にも行ってみたくなります。

想像してみてください。

あなたが外国人だったとして、日本の旅行先は東京、大阪、京都、北海道、以上。詳しく日本のこと勉強しない限り、こんな感じでしょう。

でも、もっと観光地ってありますよね。白川郷だったり、東大寺だったり、出雲大社だったり、日本三景、日本三名園…ほか多数。

それと同じで、タイの地方には魅力的な観光地がた~くさんあります。

歴史を学ぶと、

タイ旅行時の史跡巡りも楽しくなります。

お寺、遺跡、記念館、モニュメント、歴史人物の銅像などなど、普通なら「へ~、ふ~ん」と言いながら通過するだけの場所も、歴史を感じる特別な場所に変わります。

文化を学べば

各地のお祭りやイベントに行ってみたくなります。

ろうそく祭りやイーペン祭り、ロケット祭りにピーターコーン祭り、地元の人達の楽しみ方を真似して、一緒に楽しみませんか?

タイ語に自信が無い場合は、現地ツアーを利用すると、いろんな場所に行けますよ。

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試験問題を解くために必要な能力

実際に受験してみて感じた「受験者に求められる能力」は以下の通りです。

試験問題作成者に対して寛大になる優しい心

問題に誤字・脱字が頻発します笑。いまだにラーマ9世が国王の設定で作題されてたりもします(さすがに、もう無くなったか?)。

まわりの受験者を気にせず自分一人の世界に入る集中力

小さな子供とその親が一緒に受験してる場合、話し声がウザい時があります。

連続受験する場合は、試験後にすぐ正解を調べる勤勉さ

たとえば、5級、4級、3級を一日で連続受験する場合、「あれ?この問題、さっきの級でも見たような…」という場面に遭遇します(すると思います)。最初の級に出た問題が次の級もしくは次の次の級の試験で出るかもしれません。

解答が終わったらすぐに退室して、わからなかった問題の正解をスマホやテキストでソッコー調べましょう。その状態で次の級の試験に挑めば、得点アップにつながるかもしれませんね。

必要な教材

3~5級

公式テキストは「タイの基礎知識」ですが、旧テキストの「タイ検定」も入手できるなら目を通しておいた方が良いでしょう。イラストや写真が豊富で、こっちの方が断然わかりやすいです。

3級の公式テキストはもう一冊あるのですが(「タイを知るための60章」)、これは見ずとも3級には合格できると思います。それに、もう廃版のようですし。今現在、Amazonにて中古で1円で売られてますね。

1級と2級

上に挙げた「タイの基礎知識」、「タイを知るための60章」 に加えて、「物語タイの歴史」が必要です。

「タイを知るための60章」に変わって「タイを知るための72章」というupdate版が出ているようなので、公式テキストがこちらに変わるかもしれません。検定HPをチェックするようにしましょう。

全級に合格するなら3回受験するのが良いたった1つの理由

その理由とは何か。早速、結論です。

2回の受験では無理だからです。「タイ社会学を大学で専攻した」とか「タイに10年も住んでいた」とかじゃない限り、1級もしくは2級を一発で合格するのは無理だと思います。難しすぎます。重箱の隅をつつくような問題も出てきます。

いや、可能性はゼロではないと思いますよ。でも、私自身の中では「こんなん合格する人おらへんわ!」の満場一致です。もし、一発で合格した人がいましたら、本ブログのお問い合わせフォームから連絡ください。

ということで、私は3回受験で合格する安全策をオススメします。以下で作戦を解説します。

1.1回目に5~3級を連続受験して合格する

上に挙げた学習教材を一通り読んで、タイ国政府観光庁ホームページ日本アセアンセンターホームページをサッと見ておけば、5級と4級には「らくらく」合格するはずです。

学習教材を読んでから、予想問題を解いてみて、知識の定着を確実にすれば、3級にも合格するでしょう。この予想問題の作者も

自分は第一回目のタイ検定3級を、このサイトの問題を繰り返しやることで90点台取れました

と言ってます。2017年の予想問題ですが、今でも十分に通用すると思います。

2.2回目に1級と2級を連続受験して問題を記憶する

1回目の受験で惜しくも3級に合格できなかった場合は、3級の受験も申し込んでください。

この2回目の受験ですることは、1級、2級の突破ではありません。出題された問題を覚えて帰ることです!

1級や2級に合格できればラッキー程度に「ゆる~く」かまえて、出題の傾向を把握することに努めます。

なぜか?

タイ検定は年に4回も開催されています。そのたびに問題を完全に入れ替えるのってムリじゃね?ってことなんです。ネタが尽きる…ということ。となると、何個かストックしてある問題からランダムに選び出して、各回の問題を作っている可能性が高いわけで、「今回出題された問題も何個か次回に出てくるのでは?」と勘ぐるわけです。

そのため、今回出題された問題は、次回受験時に正解を確実に書けるよう、勉強してください!

覚えることが苦手なあなたには
記憶するテクニックを一度学んでみることをオススメします。

1時間のオンライン受講で身につきます。
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3.3回目に1級と2級をガチ受験して合格する

前回と同じ問題が出てきたらしめたもの。得点源です。この回で必ず両級とも合格しましょう。

私が受けた印象だと、 上に挙げた「タイを知るための60章」と「物語タイの歴史」から結構出題されていたと思います。重要ポイントだけを抽出したタイの歴史年表を手書きで作ってみるといいです。その時の国王は誰か、首相は誰かを確実にしましょう。

避けては通れないお金のこと:受験料おいくら?

5 級 3,300 円(以下、すべて税込み)
4 級 3,850 円
3 級 4,400 円
2 級 4,730 円
1 級 5,170 円

タイ検定HPより引用

結論から申します。上記の作戦を実行するためには合計 31,350円 かかります。高いですね…

はい、ムリ~。そんなお金、払ってられるか!(怒) その気持ち、わかります。

でも、ちょっと待ってください!実質、タダにする方法があります。しかも、国際知識マスターに認定されると、検定主催者から<副賞>として河口湖音楽と森の美術館のペア入場券がもらえますから、これをメ○カリ等で売ればプラスになります。ちょっと調べてみたら、1,600~2,100円で取引されていますね。

では、そのお得な方法をお伝えしますね。
ずばり、 A8.netのセルフバックです。

A8.netの「セルフバック」で【資格試験の受験料&教材費】をタダにする方法

受験申込時に私もこの方法を知っていれば、、、と悔しい限りですが、今からでも間に合いますので、損したくない人は是非使ってみてください。

全級合格までの最短スケジュール

最短での合格は、初回を6月に受けて10月で全級を制覇することで達成できます。学習スタートから約5ヶ月。

5月末から学習スタート
6月中旬に1回目

5級、4級、3級の順に受験する → 合格する

8月中旬に2回目

2級、1級の順に受験する → 合格せずとも焦らない

10月中旬に3回目

2級、1級の順に受験する → 合格する

翌年1月

国際知識マスター(タイ)に認定される!

国際知識マスターの認定は通常、年明けになります。

試験当日の様子(私の受験体験談)次の記事


まとめ

タイという国に魅了されたアラフォーの私が、「タイ検定」というマイナーな資格試験と出会い、国際知識マスター(タイ)の称号を得るまでの道筋を示しました。

この記事を読んだ方が一人でも多くタイ検定に挑戦され、タイへの個人旅行をより充実させることを願っています。

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