【投資メディアの取材を受けました!】

株主優待クロス取引の落とし穴【配当落調整金というイタ~イ不意打ち】

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へび吉
へび吉

株主優待をほぼタダでゲットできる「優待クロス取引」にチャレンジしてみたんだけど、予想に反して、思った以上にお金が減っちゃったニョロ~。

と思ったら、減ったぶんが年明けに増えて、元に戻ったニョロ。

なんでだろ?

ケロ先生
ケロ先生

おっ、優待クロスに初チャレンジしてみたんだね。

実は、信用売りの貸株手数料以外にも(一時的に)かかる経費があるんだ。

権利確定日の2ヶ月後にビックリ&泣かないように、教えてあげるケロ。

こんにちは、りょうです。

私は、2021年4月から投資(積立NISA)を始めたアラフォーです。

ネットをいろいろ調べていたら、株主優待をほぼタダで手に入れる技「優待クロス」というものを知りました。

そんな美味しい話があるの?!ってかズルくない?

と半信半疑で関連記事を読みあさったのですが、どうやら本当らしい……

「じゃ、やってみるか」ということで、9月末の権利確定日を狙って優待クロスにチャレンジしてみた結果、「あれあれ?こんなハズでは…」と想定外の入出金がありましたので、「これから優待クロスにデビューしてみたい!」と思っているあなたに報告しておきます。

事のいきさつ

優待クロスを実行

まず、何が起きたのか説明しますね。

私は優待クロスのために、以下の2銘柄を9月22日にSMBC日興証券で買い&売りました。

  1. キーコーヒー(2594)
  2. エフ・シー・シー(7296)

優待クロスが何たるかご存じない方は、かおるさんのYoutube動画がわかりやすいのでご覧になってください。

動画内でも説明があるように、信用売り(証券会社から株を一時的に借りて、それを売る)をする必要があるので、その貸株手数料が日数分かかることは私にとって「折り込み済み」でした。

必要経費はそれ以外にも現引きの際の手数料などあるのですが、全て含めてもせいぜい数百円程度。

これだけで、2,000円~3,000円相当の優待をゲットできるわけですから、やらない手がありません。

意気揚々と証券口座のボタンをポチポチしました。

権利確定日を待って、買っていた株と売っていた株を相殺(現渡し)して、全て終了。

あとは2~3ヶ月後くらいに優待の品が手元へ送られてくるのを待つだけ。

優待クロスのために使ったお金は、全額、証券口座からメインバンクへと戻しました

配当金が振り込まれる

・・・時が流れ・・・

2ヶ月たった11月末のある日、ふとSMBC日興証券の口座を確認すると

「あれ?お金が増えてる……約4,500円も」

なんでだろ?取引種類の欄に「配当金」って書いてあるから、配当金をもらえたのかな?

ま、増えたことは良いことだから、「ラッキー」くらいに考えておこう。

証券口座の残高が突然マイナスに!!!

・・・それから5日後・・・

証券会社から電話がかかってくる。

口座の残高がマイナスなので本日中に入金してください」

は?!そんなバカな。
急いで確認すると確かにマイナスになってる。

原因は「配当落調整金」

いや~、焦りました。何が起きたのか訳わからんし。

マイナスの額は1,500円弱だったんですけどね、勝手が分からないからパニックですよ。

とりあえず2,000円を入金して落ち着いてから、何が起きたのかをネットで調べました。

で、見つけましたよ、犯人を。

配当落調整金

こやつに不意打ちを食らわせられました。

信用売りしていた株数に応じて、株発行会社が支払う配当金と同額のお金を「私が」証券会社に払わないとダメみたいなんです(泣)。

詳しくは、下記のauカブコム証券の記事をご覧になってください。

要チェック! 優待クロスにかかるコスト

これは優待クロス初心者がハマる落とし穴だと思いました(私がマヌケなだけかも?)。

要は、配当金を出す銘柄を優待クロスする場合には、配当金の約20%を【あなたが】負担せねばならないわけですね。

実は、この話にはまだ続きがあります。

年明けに証券口座の残高が元に戻った!

配当金の約20%という痛い出費を「勉強代」と考えることで、心の平静を保っていたところ、年明けの1月5日に証券口座へ謎のお金が入金されて、残高が2,000円になりました。

なんだ、これ?「特定口座配当等通算還付金」と書いてある。

私が12月頭に入金したのが2,000円でしたから、今の口座残高が2,000円ということは、配当落調整金で損したぶんがチャラになったということです。

ん?何が起きたのかな?

ふたたびネットで調べてみる…… あ、これだわ、たぶん。

現物株式の配当金と特定口座の譲渡損(配当調整金の支払いを含む)は自動的に損益通算され、現物株式の配当金にかかる税金が翌年1月に還付されます

auカブコム証券

なるほど、配当落調整金で損したぶん(配当金にかかった税金)は戻ってくるのね。

ホッと一安心。

まとめ

はじめての優待クロスで私がハマった「思わぬ落とし穴」について、誰かの役に立てばと思い、備忘録がわりに書きました。

ポイントは以下の通りです。

配当金を出す銘柄を選ぶ際の注意点
  • 配当金を出す銘柄を優待クロスする場合には、一時的に配当金の約20%を負担せねばならない
  • この負担ぶんは年明け早々に戻ってくる

というわけで、 優待クロスをした後は、証券口座にお金を少しは残しておきましょう

最後に、私が優待クロスをする時に使っている便利なサイトがありますので紹介します。

お役立ちサイト

優待クロスの銘柄選びにとても役立ちます。

ルーティン節約生活

このサイト、毎月のオススメ銘柄ごとの株主優待情報のほか、優待クロスの必要経費がどのくらいになるのかも証券会社ごとに見積もってくれていて、とっても優秀です。

優待クロスを実際に始めたい方へ

まずは証券口座の開設から

株主優待クロス取引をするのなら、まずは証券口座の開設をしましょう。

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・AU経済圏の方はauカブコム証券にしておくとポイントが貯まってお得ですよ。

低リスクでお金を増やしたい方はこちらの記事も参考にしてください。

資産形成に役立つ知識を身につけるのも良いですよ。

知識は荷物になりません、あなたを守る懐刀

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