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全国通訳案内士試験には地理の科目があるようだけど、それに合格するための勉強法でオススメはありますか?
あまりお金をかけずに短期間で効率よく合格したいニョロ
科目『日本地理』では、外国人観光客が強い関心をもっている日本の観光地についての基礎的な知識が問われるよ
効率良い勉強法を教えるから、ぜひ試してみるケロ
こんにちは、りょうです!
学生時代に地理を大の苦手科目としていた私が、2021年9月に実施された全国通訳案内士試験の日本地理で合格点をとることができました。
学習期間はわずか1ヶ月弱だったのですが、なんとか合格レベルに到達できましたので、その勉強法を紹介します。
この勉強法は満点を狙いにいく方法ではありません。
もし、あなたが「点数なんてどうだっていい。とにかく合格点をクリアしたいんだ!」というのであれば、使える方法ですので、ぜひ覗いていってください。
- 実施時期: 8月中旬~9月下旬(年1回のみ)
- 会場: 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡、沖縄
- 合格率: 非公表
- 試験形式: 四択マークシート40問程度 (100点満点)
- 試験時間: 40分( → 単純計算で1問あたり1分以内で解く計算)
- 合格ライン: 70点
- 受験料: 11,700円(全国通訳案内士試験の受験料)
受験資格制限はありません。老若男女どなたでも受験料さえ払えばOK。
詳しくは公式HPから確認してください。
受験料が高くて受験を躊躇しているあなたには、受験料と教材費をタダ同然にする方法を紹介していますので、ぜひ覗いて行ってください。
A8.netの「セルフバック」で【資格試験の受験料&教材費】をタダにする方法学習を始めた時の筆者のスペックを確認しておきます。
- 日本地理を本格的に勉強したのは中学まで。高校と大学では勉強した覚えなし。
- 県庁所在地は群馬県以外は知ってるレベル(前橋市民の皆様、スミマセン)。
- これまでに住んだことがあるエリア👉北海道、東北地方、中国地方
- 平日は朝から夕方までフルタイム勤務。
- Youtubeが好きで、PCで動画を見ることには慣れていた。
自分で地理関係の書籍を見ながら一から勉強できる気がしなかったので、プロに頼ることにしました。
まず、スタディサプリのベーシックコースに申し込みました。
無料でお試し【14日間】
30日間使えて2,178円です。 なお、現在14日間の無料体験ができます。
伊藤賀一先生の「中学 社会 地理(共通版)の日本の範囲」を1.5倍速で視聴しました。
さすがプロの社会科講師だけあって、説明がわかりやすいです。
眠くなる授業とは大違い!
向かって一番右のメガネをかけている人が伊藤賀一先生です↓
授業のテキストは既に用意されていますので、それに沿って話を聴いていきます。
これだけで、中学時代に学んだ知識がよみがえってきました。
日本地理に自信が無い人には、このスタサプをゼッタイおすすめします。
次に、ハロー通訳アカデミーの学院長さんがボランティアで作成している受験対策資料に目を通しました。
ありがたいことに音声ファイル(YouTube)もあるので、印刷した資料を見ながら2倍速で解説を聴いていきます。
ここに置かれてある資料はどれも無料です! まさに神。学院長さんを敬服します。
資料のボリュームに圧倒されますが、この段階で全てを覚えようとしなくて大丈夫です。
「現時点で登録されている世界遺産」と「試験に出る問題の傾向」がつかめればOK。
巻末の過去問も「とりあえずはスルー」で問題ありません。
なお、この資料の中に項目別地図帳と都道府県別地図帳へのリンクがありますので、ダウンロードして印刷しておきましょう。下記の5で使用します。
全ての単元をやる必要はありません。試験に関係ありそうな単元だけを選んで、全問正解できるまでやります。
私がやった単元は、1,2,4~14,21~24,32,34,35,49です。
なお、この本の新品は入手困難となっていますので、Amazon、メルカリ、ラクマで中古品をゲットするのが良いと思います。
近くの図書館で借りられるのならば、それでも結構です。
次に、もう一つの動画授業を観ました。
トライイット中学地理の日本の部分だけを2倍速で視聴しました。
これまた無料です! 担当の松本亘正先生は授業のプロです。
単元ごとに【練習問題】をちょくちょく挟んでくれるから、試験対策にピッタリでした。
各単元の最後に先生がする「小話」が面白かったです。
—–ここまでが基礎固めです。私は1週間~10日で終わらせました。—–
ここからが試験対策の本番です。
ハロー通訳アカデミーが無料公開しているセミナー動画で学習をしていきます。
このセミナーは第12講までありますし、1講あたり約100分なので、普通に視聴すると1200分(20時間)かかります。
私は2倍速で視聴して、ところどころgoogle mapで確認しながら進めましたので、約12時間かかりました。
講師の郷先生がテキスト・資料に沿って講義していく旧来のスタイルです。
だいぶ古い動画なのですが、日本地理の重要ポイントが毎年コロコロ変わるなんてことはありませんので、この動画でも十分に学習することができました。唯一注意する点は、「世界遺産の数が収録当時のものになっている」ということです。(あと、動画中で合格点が60点と言っていますが、現在は70点が正しいです)
この動画を使った学習のコツをまとめておきます。
- 項目別地図帳と都道府県別地図帳を必ず印刷して手元に置いておく(上記2を参照)。
- セミナーのテキストと補助テキストをココからダウンロードしておく。印刷するかしないかはお任せします。上手くダウンロードできない場合は、テキストのURLをアドレス欄にコピペすると上手くいきます。
- 講義を聴きながら重要ポイントは都道府県別地図帳に書き込んでいくと良い。
- 場所がよくわからない場合は、その都度Google Mapで確認する(同時に写真も見ておく)。
- 特産品やお祭りで想像ができないものは、Googleの画像検索や動画検索で調べて、頭に焼き付ける。
私の場合、このマラソンセミナーのおかげで日本地理に合格できたと言っても過言ではありません。短期間で効率良く地理を学ぶことができました。
もう一度読み返しましょう。今回は熟読です。資料内に貼られたリンクも、一つ一つ確認していきます。
それが終わったら、巻末の過去問を確認していきます。ここまで来ると7割は解けると思います。過去問でわからなかった部分を確認して、都道府県別地図帳に追加していきます。
以下の教材は買ったはいいものの、全く使いませんでした。というか、使う時間がありませんでした。
満点ねらいのガチ勢には有効な教材なのかもしれませんが、、、一応、紹介まで。
実際の受験がどんな感じで行われたのか、これから受験するであろうあなたのためにお伝えしますね。
私は、人口160万人規模の地方都市で受験しました。東京ではありません。
受験地によって様子が異なると思いますから、あくまで一例として眺めてください。
受験日:2021年9月26日(日) 会場:駅近くの貸会議室
自宅から受験会場までは100km以上ありましたので、念のため試験会場近くのホテルに前泊しました。
試験は13:30頃から行われるので、あなたが遠方にお住まいなら、前泊する方が安心です。
私は車を運転して行ったのですが、その時間をムダにしないよう、<日本地理>マラソンセミナーの動画を車内で2倍速再生しながら運転しました。耳で復習できて良かったです。
受験当日の朝、ホテルをチェックアウトして車を出しました。
試験会場に駐車場は用意されていなかったため、あらかじめakippaで予約しておいた駐車スペースに車を駐めて、会場に入りました。
試験の説明開始が13:30だったので、その10分前に会場に入りました。貸会議室の一室。
受験者の顔ぶれを見ると…30代半ば~40代後半の大人がほとんど(あくまで推測です)。女性がやや多いか。
コロナ禍ということもあり、飛び飛びの座席配置だったため、ゆったりと座れました。
まわりを見渡すと皆なにか参考書のようなものを見ている人多し。私は都道府県別地図帳をパラパラとめくって最終確認。
時間通りに試験の説明が始まる。「受験票はカバンにしまってください」だと?!ちょっと驚く。
いざ試験開始。
最初の設問が盛岡に関する問題(ラッキー!住んだことあるし)。その他の問題も前半はスラスラ解答できました。心の中で「あれ?今年度の日本地理、今までのよりも簡単じゃない?」とつぶやきながら、後半にさしかかる。
設問6の奈良の問題、ヤバイ、、、わからない。「京都や奈良の観光地マップを確認しておくべきだったー!」と若干後悔するも、他の問題があまりにも自信を持って解けていたので、精神的ダメージはほぼナシ。
一通り最後まで解いて安心する。「7割は確実に正解している!よし!」←心の中の声
試験時間には余裕がありましたね。見直しも時間内に終わりました。
2021年度の地理は「食べ物に関する問題」がたくさん出ました。
地方の名産品、観光地の名物、地ビールなど【一般常識としても出題されそうな内容】が問われました。
こういうのって、なかなか住んだことのある都道府県以外のこと知りませんよね。
覚えろって言われてもなかなか覚えられないし…
楽天「まち楽」には全国各地の名産品がテーマごとに写真付きでまとめられています。
眺めているだけでも視覚からの情報として脳にインプットされますし、余裕があれば購入して実際に食してみると、その記憶はより強固になるはず。
もちろん、実際に旅行で行ってみるのが一番です。
ゲームをしながら「日本地理」を勉強するのもアリ?👇
この記事では、私の実体験をもとに、全国通訳案内士試験「日本地理」に効率良く合格する方法を紹介しました。
試験の合格ラインは70点のところ、私は試験終了後の自己採点で75点でした。
試験に合格さえすれば良かったので、最初から高得点は狙いませんでした。
まだ試験日まで1.5ヶ月以上あるという場合は、上記の勉強を始める前に以下の2冊のうちのどちらかでウォーミングアップしておくと、後の勉強がかなり楽になります(裏ワザを使うとどちらも激安で読めます)。
👆こちらの記事でも紹介したエンタメ学習本
👆一般常識の対策にも!ご当地グルメまんが
では、その裏ワザをコッソリお教えします。
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購入した本は解約後も読めます
なお、他の科目の勉強法については以下の「まとめ記事」を参考になさってください。