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全国通訳案内士試験には一般常識の科目があるようだけど、それに合格するための勉強法でオススメはある?
あまりお金をかけずに短期間で効率よく合格したいニョロ
科目『一般常識』では、外国人観光客が強い関心をもっている日本の政治経済や文化について、基礎的な知識が問われるんだ
効率良い勉強法を教えるから、ぜひ試してみるケロ
普段は新聞もニュースも見ない私が、2021年9月に実施された全国通訳案内士試験の一般常識で合格点をとることができました。学習期間はわずか2週間だったのですが、なんとか合格レベルに到達できましたので、その勉強法を紹介します。
この勉強法は満点を狙いにいく方法ではありません。もし、あなたが「点数なんてどうだっていい。とにかく合格点をクリアしたいんだ!」というのであれば、使える方法ですので、ぜひ覗いていってください。
一般常識の試験概要
- 実施時期: 8月中旬~9月下旬(年1回のみ)
- 会場: 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡、沖縄
- 合格率: 非公表
- 試験形式: 四択マークシート20問程度 (50点満点)
- 試験時間: 20分( → 単純計算で1問あたり1分以内で解く計算)
- 合格ライン: 30点
- 受験料: 11,700円(全国通訳案内士試験の受験料)
受験資格制限はありません。老若男女どなたでも受験料さえ払えばOK。
詳しくは公式HPから確認してください。
受験料が高くて受験を躊躇しているあなたには、受験料と教材費をタダ同然にする方法を紹介していますので、ぜひ覗いて行ってください。
A8.netの「セルフバック」で【資格試験の受験料&教材費】をタダにする方法フルタイム勤務しながらわずか2週間で合格した勉強法
新聞やニュースが嫌いでもなんとかなります
学習を始めた時の筆者のスペックを確認しておきます。
- 内容が退屈なので、普段は新聞やニュースを見ない。テレビも見ない。
- 日本の政治に興味はなく、選挙制度もよくわかっていない。選挙に行った回数は片手に収まる。
- 純粋な日本人なので、日本の文化については人並みに知っている。
- 平日は朝から夕方までフルタイム勤務。
- Youtubeでお金の勉強を毎日しているので、経済の知識は平均以上にあるハズ。
1.日経キーワードの最新版
まず初めにやったことは、最近のホットなトピックは何なのかを把握することです。
そのために、最新版の日経キーワードを購入して通読しました。
読書は嫌いではないですし、このブログを始めてからは文章術やマーケティングの本を月4冊ペースで読んでいたので、この本を読み終えるのにそんなに時間はかかりませんでした。
読書の習慣が無い人にとっては、ペースが上がらないと思いますが、この本に載っていることはビジネスパーソンが知っているべき知識(逆に、知らないと恥ずかしい内容)なので、自己研鑽のためと思って読みましょう。
2.ハロー通訳アカデミーの傾向と対策 <決定版>資料
次に、ハロー通訳アカデミーの学院長さんがボランティアで作成している受験対策資料に目を通しました。
ありがたいことに音声ファイルもあるので、印刷した資料を見ながら2倍速で解説を聴いていきます。
解説を聴き終わったら、自分で初めから資料を熟読します。
資料内に貼られたリンクも、一つ一つ確認していきます。
巻末の過去問は「とりあえずはスルー」で問題ありません。
3.観光白書の最新版
最新版の観光白書をダウンロードして印刷します(受験する年度の観光白書です!)。
観光白書のボリュームにはすさまじいものがあるのですが、印刷するのは「要旨」だけで良いと思います。
国土交通省のHPにある観光白書の「概要」をクリックすると「要旨」がダウンロードできます。
一般常識の問題は観光白書から「かなりの量」が出ます。
観光白書をチェックせずに受験するのは「愚か」です👇
この観光白書の要旨を少なくとも3回は熟読します。
外国人観光客の人数、国別ランキング、消費額の国別ランキング、消費項目のランキングなどは鉄板問題なので暗記する必要があります。
なお、私は学習期間を長くとれなかったので、観光白書の要旨だけに集中しましたが、余裕がある方は要旨以外のパートもチェックするに越したことはありません。
4.日経キーワードの復習
一度通読した日経キーワードにもう一度目を通します。
今回は全てを熟読する必要はありません。内容を忘れている項目だけ確認していきます。
ですから、短時間で終わるハズです。
5.過去3年ぶんの過去問
ハロー通訳アカデミーの傾向と対策 <決定版>資料の巻末にある過去問を確認します。
このとき、観光データを問う問題はスキップします(過去データは出題されない)。
また、明らかに当時の時事問題に関する問題もスキップします。
それが終わったら、傾向と対策 <決定版>資料に書かれてある重要項目(赤字箇所)を時間の許す限り覚える…
まとめ
私の実体験をもとに、全国通訳案内士試験「一般常識」に効率良く合格する方法を紹介しました。
(試験後の自己採点結果で32点でした。合格点は30点。)
試験に合格さえすれば良かったので、高得点は狙いませんでした。
なお、全国通訳案内士試験の他科目の勉強法については、以下のまとめ記事を参考になさってください。