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【たいせつ】と【ふわころ】を徹底比較!最北のジェネリック萩の月?

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

へび吉
へび吉

Twitterで「ジェネリック萩の月」という言葉とともに、似たようなお菓子の写真がかなりの頻度でツイートされてるニョロ

ケロ先生
ケロ先生

あ~、それね (^_^; 先生はあまりその言葉が好きじゃないんだけど、要は「萩の月に激似」のお菓子のことを指す隠語表現なんだケロ

こんにちは、りょうです!

黄色くて丸いカステラ生地の中にカスタードクリームが入ったお菓子と言えば、 アレ(あえて言わずw)が有名。

今では似たような商品がいくつも全国各地で売られています。

ある日、誰かがそれらを「ジェネリック萩の月」という隠語で表現しました。

すると、その時を境に、萩の月がトップに君臨してそれ以外は下位という 悲しい😢ヒエラルキー が生まれてしまいました。

そんなお菓子の代表として、この記事では「たいせつ」と「ふわころ」の2商品を徹底比較してみました!

この記事は次のような人におすすめ!
  • カスタードクリームが入ったスポンジケーキが好き
  • 北海道の魅力は「食べ物が美味しい」ところだ!と胸を張れる
  • あまり知られていない隠れた逸品を探すのが好き

商品の比較表

たいせつのパッケージと中身
ふわころのパッケージと中身
たいせつ項目ふわころ
北海道旭川市生誕の地東京都千代田区
旭川市の大雪山(たいせつざん)名前の由来ふんわりとしたころっと丸い形
ロバ菓子司製造者市岡製菓
1989年発売日2017年
156円価格 /個127円
54 g重さ45 g
ふわふわスポンジにたっぷり入った上品でやさしい甘さのカスタードクリーム特徴コクうまたまごのカスタードクリームと2種類の小麦粉を使用したふんわり生地

173 kcal
2.3 g
8.3 g
22.4 g
0.1 g
栄養成分
熱量
たんぱく質
脂質
炭水化物
食塩相当量

114 kcal
2.8 g
4.0 g
16.8 g
0.12 g
いちご(春限定)、ショコラ(冬限定)、スイートポテト(期間限定)バリエーションなし
第4回バイあさひかわコンテスト大賞受賞歴なし

「ふわころ」は全国のセブンイレブンで買えますが、「たいせつ」は旭川でしか買えない超ローカルなお菓子です。

ネット通販でも取り扱いがないので、現地に行かなければ手に入らない激レアな商品です。

当記事では「ふわころ」についての記述を省略していますので、詳しく知りたいという方は別記事をご覧下さい。

2024/3/23 追記

ノーマルふわころ、しばらく姿を見ないと思ってたら……

まさかの製造中止かい!

セブンプレミアム「ふわころ」が製造中止に!
根拠:市岡製菓(製造元)の公式X

「たいせつ」の名前の由来

大雪山と北海道の田舎の風景写真

「たいせつ」は「大切なもの」という意味もありますが、実は、北海道の真ん中にある大雪山(たいせつざん)に由来しています。

大雪山には日本最大の山岳国立公園があり、春~秋はトレッキングが楽しめます。

冬は雪質が最高なので、毎年たくさんのスキーヤー・ボーダーが訪れて、とても賑やかです。

この山は旭川市内のどこからでも眺められるので、地元の人達にとっての誇りであり、とても「たいせつ」な山なんですね。

「たいせつざん」と「だいせつざん」

「たいせつ」のパッケージをよく見ると「Daisetsuzan」と書かれています。

いせつざん」と「いせつざん」??どっちが正しいの?

実はどちらも間違いではありません。

ただ、「いせつざん」と濁らない方が旭川では一般的とのこと。

Q. なぜ2つの呼び方が存在するのですか?

A. 国土交通省と環境省が別々に呼び名を決めたからです。

国土交通省の「日本の主な山岳標高一覧」には「大雪山=たいせつざん」とふりがなが付いています。

それに対し、環境省の国立公園ウェブサイトでは「だいせつざん」と書いてあります。

ちょっとややこしいですが、大雪山国立公園を指す場合のみ「だいせつざん」と読むのが正解です。

現在、北海道のテレビ・ラジオ局では、大雪山国立公園を指す場合にのみ「だいせつざん」と濁音で統一しており、山を指す「大雪山」は「たいせつざん」と清音で読んでいます。

ロテル・ド・北倶楽部

ロテル・ド・北倶楽部の外観

「たいせつ」は、株式会社ロバ菓子司が経営するロテル・ド・北倶楽部で販売されています。

創業33年の地域に愛されるお店です。

店名の「ロテル・ド」はフランス語で「ホテルのような」という意味。

まさに「ホテルのような北のお菓子屋さん」という印象です。

建物は雪のように真っ白で、外観にロゴマークの「K」の文字が目立ちます。

中に入ると店内は広く、ホテルのロビーのようでした。

お店にはお客さんがたくさん出入りしていて、人気のお店なんだなと実感しました。

たいせつは人気商品

店内には、贈り物用のお菓子ギフトや和菓子、焼き菓子がたくさんありました。

「たいせつ」はイチオシ商品のひとつなので、お店の中央のとても目立つ場所に置いてありました!

アップルパイのイラスト

スタッフさんに「たいせつ」以外で人気商品を訊いたところ、「焼き菓子だとアップルパイ、どら焼きが人気です。生菓子だとサクサクなパイのコルネットが美味しいですよ」とのことでした😋

実際に比較してみた

全て左側がたいせつ、右側がふわころです。
クリックすると画像が大きく表示されます。

開封したら、両方ともトレーに乗っていました。

食べ比べてみたところ、やはり違いました。
なので食レポしまーす。

見た目

たいせつの方がふわころよりも少し大きく、スポンジに空気が入っています。

見た目もふわふわしている感じ。

そしてよく見るとトレーの形が違います。

たいせつは平らなトレーに乗っているだけ、ふわころはトレー全体に覆われています。

輸送距離が違うので、形が崩れないようにトレーの形も違うのでしょう。

生地

たいせつの方が生地にふわふわ感と柔らかさがありました。

ふわころの生地はしっかりとした少し固めの生地でした。

生地の色は、たいせつの方が黄色っぽく、ふわころは白っぽく感じました。

クリーム

クリームにも大きな違いがありました。

たいせつは控えめで上品な甘さ、さらにクリームの量が多く、ずっしりとしています。

食べるとクリームがこぼれそうになりました。

切り口からもクリームが飛び出ています。

「たいせつ」のクリームは👇の動画で雰囲気がわかりますよ。

一方、ふわころはしっかりとした強めの甘みで、甘いのが好きな人にはウケそう。

どちらも、そのまま常温で食べるのはもちろん、冷やして食べても美味しいクリームでした。

まとめ

今回は旭川銘菓「たいせつ」とセブンプレミアムの「ふわころ」について、比較レビューを書いてみました。

たいせつは、旭川に行かないと買えないという不便さがありますが、ギフトにも使える上品で美味しいお菓子です。

それに対して、ふわころはいつでも手軽にコンビニで買える、しっかりした甘さのお菓子です。

この記事のポイント
  1. ふわふわ生地の中にあふれんばかりの上品なクリーム「たいせつ」
  2. しっかりとした生地の中に甘くて硬めのカスタード「ふわころ」
  3. 味に違いを感じるが、甲乙はつけがたく、どちらも美味しい

地域に愛される「たいせつ」。

「旭川 たいせつ」でググると、いろいろなお店に「たいせつ」の名前が使われているのがわかります。

地元の人達にとって「たいせつ」はなじみ深い名前であり、心の拠り所でもあるんですね。

旭川に行く機会がありましたら、ぜひ食べ比べてみてください!

この他にも旭川には数々のおいしい😋スイーツがあります。要チェック👆

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