
「子供の身長を伸ばす方法って何があるの?一番効果がある方法はどれ?でも、めんどくさかったり、続けるのが大変なのはごめんだニョロ~」

「へび吉さんのお子さん、もう小学校4年生なのね。早いもんだね。蛇も体が長いほうが、より大きな獲物に巻きつけるから有利だよね。今から教えるとおりに日々の生活を変えれば、身長が伸びるチャンスが大きくなるから、実践してみてケロ~」
「お母さん、今日学校で男子がチビチビって言ってくるんだけど」
「あ~、結局は身長か~。俺の方が技術はあるのに、なんでアイツがレギュラーに選ばれるんだよ!」
身長でこんな悔しい思いを子供にさせたくない。そう思った私は幼稚でしょうか?
たしかに身長の高低は人の個性の一つで、良いも悪いもありません。常識ある大人であれば、当然のことです。でも、子供の社会ではイジメの対象になり得ますし、スポーツでは体格差で損をすることもしばしばです。
実は、私もパートナーも平均身長より5cm以上低いので、幼少期は嫌な経験をしたり理不尽な扱いを受けました。背の順に並ぶと一番前、先頭、、、悔しかったですね。
子供には、できることなら、平均以上の身長になって欲しい。そう思って、どうしたら良いか知るために、書籍を読んで勉強しました。やれることはやりました。この体験が、成長期の子供を持つあなたに少しでも役立てばと思い、この記事を書いています。
子供の身長を伸ばす3つの要素
子供の身長を決める要因の約7割は「両親からの遺伝」。
(両親の身長から子供の身長を予測する計算式→コチラが分かりやすいです)
複数の専門家がそうおっしゃっているようなので、悔しいですが、そうなんでしょう。では、残りの3割は何で決まるのか、気になりますよね。
答えは、以下の3つです。
- 睡眠 → 昔から「寝る子は育つ」といわれてますね
- 運動 → 骨や筋肉に適度な刺激を与えることが重要
- 栄養 → カルシウムはもちろん必要ですが、それだけではダメ
これら3つに気を配って生活すれば、両親がともに小さくても、平均身長を超えて成長するチャンスがあります。
大きくなりたきゃ、まず寝ろ!
身長が伸びるかどうかは「成長ホルモン」をいかに多く分泌させられるかにかかっています。
「成長ホルモン」が分泌されるのは寝ている間。だから寝ないとダメ、ということなんです。
やっぱり、生活習慣が一番大事なんですね。
思春期に入る前の9歳までの生活習慣が将来の身長の鍵を握る。
幻冬舎 身長は「9歳までの生活習慣」で決まる
ということで、我が家ではとにかく早く寝せるようにしました。そのための作戦は、、、
「運動させること」です!息子は自らサッカー少年団に入り、娘には地域の体操教室に通わせました。
日中によく運動すれば、体が疲れて、自然に眠りにつく(寝落ちする)から、これは作戦成功でしたね。
さぁ、これで成長ホルモンが出る場は整いました。「いっぱい出ろ~、どんどん出ろ~」と祈りたい気持ちはわかりますが、冷静になりましょう笑。
成長ホルモンを分泌するためには何が必要か…そう、栄養です。体に十分な栄養が必要なわけです。
栄養面で後悔したくないなら
身長を伸ばすために必要な栄養素は、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・亜鉛・たんぱく質の5つだといわれています。しかし、これらは「何かを食べていればそれなりに摂取できてしまう栄養素」ではないんですね。日頃から、これらの栄養素を多く含む食品を選んで、食べさせることは難しいです。一日の必要量を食べることが現実的に不可能な食品もあります。
せっかく成長ホルモンが出る場を整わせたのに、肝心の成長ホルモン自体が満足に出なかったら…あなたも不安になりませんか?
男子なら11〜16歳、女子なら10〜15歳にかけて、身長が急に伸びます。この時期を逃すと、どんなに努力しても5センチ以上背が高くなることはあまり望めません。
ソフトテニスマガジンポータル
身長を伸ばすチャンスはたった一度だけ、この成長期しかないのです。
私はぜったいに後悔したくはありませんでした。
「成長に必要な栄養も十分とらせた。やるだけのことはやった、あとは天に祈るのみ」となれば、たとえ身長が伸びなかったとしても諦めがつくでしょう。考えてみてください。もし、忙しさにかまけて、子供に十分栄養のあるものを食べさせてあげられなかったとしたら、きっと後悔するでしょう。「どうしてあのとき….」と。
そこで我が家では、上記5つの栄養素を補うために、子供の成長期に合ったサプリメントを利用しました。あくまで健康補助食品ですから、「これを飲めば背が伸びる」なんて確証はないわけですが、少なくとも、十分な栄養を摂取しておくことは身体のみならず脳の成長にも良いだろうと考えて、子供達に飲ませました。
子供用のサプリメントに対しては賛否両論あると思いますが、私は満足しています。二人とも平均身長を超えて成長してくれましたし。
子供へのサプリメントを選ぶ際に気をつけたこと
私が商品選択の際に気をつけたことは次の3項目でした。
- 安全性(子供でも大丈夫なもの)
- 飲みやすさ
- 継続できそうな値段
サプリメントの見た目には色々なものがあり、色だけでなく形もバラエティが非常に豊かです。一見、サプリメントと聞くと錠剤のようなタイプで、薬っぽいイメージがあるかもしれませんが、今はほんとに色々です。飲みやすさを重視したジュースやゼリーのようなサプリメントをはじめ、子供が好む味や香りのついたサプリメントなんてものまであります。
息子が入っていたサッカー少年団のママ達に訊いたところ、「成長に必要となる栄養を、食事からだけでなくサプリメントからも摂らせている」という家庭が結構ありました(意外でした!)。「うちはこれ飲ませてる~」とか情報交換して、自分でもよく考えてから買ったのを覚えています。
(参考までに)我が家の体験談
いろいろ考えた結果、我が家で利用したのはこれです↓
フィジカルBは緑色の粉末。水に溶かすと青汁を思わせる液体になります。一方のノビルンは見た目はラムネですね。おやつとして食べさせましたので、食べてる本人達は「お菓子」としか認識してないと思います。
どちらもサッカー少年団のママ達の間で利用者が多かったことに加えて、お値段が他の商品と比べて低めだったことも決め手になりました。あくまで健康食品なので、最低6ヶ月は続けないと結果もなにもわからないだろうと思い、少なくとも半年は継続できそうな値段のものにしました。
中学生の息子も娘も、いまでは身長が平均以上まで伸びて、結果的に良かったです。
サプリメント(健康食品)という性質上、どれほど効果があったのかは正直わかりません。もし飲まなかったとしても、今と同じ身長になっていたかもしれません。でも、もし私達と同じように平均よりも小さい状態で背が止まっていたとしたら…「あのとき、飲ませておくべきだった」と後悔していたと思います。それだけはどうしても嫌だったのです。
他にも良い商品はいろいろあると思いますので、もし「子供にサプリメントを考えてもいいかも」となった際は、ご自身で納得できる「これだ!」というものを見つけてください。